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Scop参上!! その参

はじめまして。高1女子のこはくです。

最後は、研究の中心となった浸透圧の測定について紹介します。
少し長くなりますので、2回にわけて掲載します。


広島デルタの干潟には多数の種類のカニが生息しており、
それぞれが上流部・中流部・下流部、あるいはひとつの干潟を
取った場合の満潮線付近・中央部・干潮線付近など、
種類ごとに特定の所に生活場所を定めていることが調査で
わかりました。

当然、それぞれの場所は、海水にさらされる時間、淡水に
さらされる時間、干上がる時間が異なり、また底質も異なります。

私たちは、イワガニ科の仲間は、塩分濃度の変化の耐性によって
分布が規定され、スナガニ科の仲間は底質の違いによって分布が
規定されていると考えてみました。もちろんスナガニ科であっても
干満の影響は受けるわけですから、塩分濃度の耐性は無視することは
できませんが。

高校の生物の副読本(スクエア 最新図説生物)によると、

ケアシガニ(外洋にすむ)…外液の浸透圧の変化に伴って体液の
  浸透圧が変化する。体液の浸透圧調整能力が発達しない。
チチュウカイミドリガニ(河口付近にすむ)…外液が低張のときは
  体内の水を排出し、外部の塩分を取り込んで浸透圧調整を行う。
モクズガニ(海と川を往来する)…浸透圧調整の能力が発達しており、
  外液の浸透圧の変化に対して体液の浸透圧を広範囲に調整できる。

とあります。


このようにすみ場所が異なるカニの浸透圧を調べれば、その分布の違いの
意味に近づけるのではないかと考えました。

先生に相談すると、やや熟練が必要だが高価な機械がなくても測定
できる方法があることを教えていただき、取り組んでみることにしました。

今回は、その中で時に力を入れたスナガニ科のカニについて説明します。

まず、スナガニ科のカニの生息場所を調べました。

スナガニ科の垂直分布図


次回、浸透圧の求め方とその結果についてお伝えします。

なお、ジュニアのみなさんは、この図を覚えておくと、
干潟観察の時、一般の方に説明するのに便利です。
ただし、シオマネキは県内にはいませんが。

                           (2013.03.03 こはく)
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[ 2013/03/03 09:01 ] ひろば | TB(0) | CM(1)

こはくさんへ

最後に書いてある図はとても分かりやすく、干潟のかにの分布が書いてあるので、解説のときなどにこれを覚えていれば、かなりスムーズに解説できると思います。
[ 2013/03/03 23:28 ] [ 編集 ]

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